そろそろ各社の決算が揃いつつあり、悲喜こもごもかと思います。
先日書いた蟹さんの記事が反応芳しくなかったみたいで僕は悲しんでおりますがw

みんな大好き蟹さん(KLab)が華麗なるネイティブシフトを決める

蟹さんやmixiが絶好調な中でかつての雄だった2社(GREE/DeNA)はまだまだ苦しそう。
とは言いつつも売上高で見ると2社ともQで数百億円は叩きだしており、
「もう終わった」と判断するにはまだまだ早計なのは事実。

ただ、ネイティブで成果が出せていない中でこの数字なので、
「プラットフォームってまだそんなに儲かってるの?」、「いつまで行けるの?」という疑問も。

というわけで2社の気になるプラットフォーム売上推移(コイン消費)を調べてみました。
ちなみに僕がその中でも気になっているのが「ガラケー(FP)の売上」です。
これだけネイティブと言われている中でFPでどれだけ売上あるのか単純に興味がありますw

まずはGREE。コイン消費のうちウェブゲームがプラットフォーム事業に該当するとして、
決算資料を見てみるとP.14にまさしくその数値がありました。
きちんとグラフにもしてくれていますのでわかりやすいですね。
コイン消費

数字を取り出して表にするとこんな感じとなります。
年月13/7-913/10-1214/1-314/4-614/7-914/10-12
Q2014/1Q2014/2Q2014/3Q2014/4Q2015/1Q2015/2Q
FP1771481271069485
SP205194188172167160
合計382342315278261245
FPは想像通り大きく下がってきており、1年前のほぼ半分以下に・・・。
が、今Qで85億円(月商約28億円)も売上があると思うとそれはそれで凄いですw

SPはFPに比べると下げ幅が小さく、まだまだSPいけるかもみたいな希望も。
ネイティブが今Qで104億円なのでSPが稼ぎ頭なのは間違いないですね。
(プラットフォームとデベロッパーでは取り分違うので収益的にはネイティブの方が上の可能性もあり)


さてDeNAの方も同様に見てみましょう。
DeNAはGREEみたいに親切に数字を出してくれていませんので、
P.4の「国内コイン消費推移・構成比」の項目から算出したいと思います。
コイン
この構成比の「アプリマーケット経由」以外の比率をプラットフォームのSP/FP分と考え、
国内コイン消費にこの比率を掛けて計算してみると下記の様な数字に。
年月13/10-1214/1-314/4-614/7-914/10-12
Q2013/3Q2013/4Q2014/1Q2014/2Q2014/3Q
FP11196756660
SP332314271266249
合計443410346332309
※ヤフーモバゲー、mixiゲーム分は除けていないので誤差あります。

こちらも約1年前と比べるとFPはほぼ半分に。
GREE同様に2013/4Qから2014/1Qで大きく落ちていますね。
13年の下半期からドコモでのiPhone発売などあって少なからず影響しているのでは。

せっかくなのでこれら2社の売上推移をグラフにしてみるとこんな感じ。
スライド1青色のFPがジワジワ減ってきているのがよくわかりますね。
それに比べるとやはりSPは持ちこたえている印象。

あとこうやって並べてみるとFPにおいてはGREE>DeNAで、
SPにおいてはDeNA>GREEになっているんですね。面白い。
ユーザー層や主軸となるタイトルの違いですかね。
(GREEは釣りスタとドリランドがまだ強いみたいで双方ともにFP全盛期のタイトル)

ただ、直近のQでも2社のプラットフォーム合計でFP版のコイン消費が150億円近くあるというのも驚き。
手数料で3割取るとしてもこれで50億近く、各々で20億はありますからね。
ブラウザ終わったと言いつつもこれだけ数字あるとなかなかに捨て難い。

とか思っていたらモンストは1タイトルでQ300億円の売上があったんだった...

月商100億円超のモンストがmixiの純利益を劇的に回復させている件

そりゃあ、やっぱりみんなネイティブに行きたがりますよね。
GREEとDeNAもこのプラットフォーム事業の資金源があるうちに、
一刻も早く次の収益源を作り出さないと厳しいような。
僕としてはゲーム以外の事業ではなくてゲームで当てないといけないと思っていますが。


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