ソーシャルゲーム銘柄の決算発表が全て終了しました。

各社ネイティブへの対応に追われる中で対応できている会社とそうでない会社が出てきています。
もちろんクルーズの様にブラウザできちんと稼ぐことに成功し、
今Qで大きな売上減どころかむしろ大きく伸ばしている会社もあります。

そこで今回は決算まとめシリーズの第2弾として各社の売上推移を見てみたいと思います。
(第1弾は先日の株価まとめと勝手に思っています。)

その売上推移から果たして見えてくるものとは・・・。
僕が決算資料からまとめた数字で作成したグラフをご覧ください!
ゲーム概要上 ゲーム概要上 ゲーム概要上
<注意事項>※それぞれのグラフで上限が違うのでご注意。
DeNA・・・国内コイン消費額(決算資料より抜粋)
GREE・・・国内コイン消費額推定
ガンホー・・・モバイル売上(決算資料より抜粋)
サイバーエージェント・・・SAP事業売上(決算資料より抜粋)
クルーズ・・・インターネットコンテンツ売上(決算資料より抜粋)
KLab・・・ゲーム事業(決算資料より抜粋)


本来であれば全ての会社を1つのグラフにまとめたかったのですが、
そうしてしまうとかなり歪なグラフになってしまいますので今回は売上の近い4社ごとにまとめました。

■まず1つ目のグラフがGREE、DeNA、ガンホー、サイバーエージェントの4社。

こうやって見るとガンホーの巻き返しがかなり凄いですね。
GREE、DeNAも下がり調子と言えどもこうやってみるとまだまだ健在という感じでしょうか。
確かにネイティブでのヒットタイトルがないのでこのままでは下降グラフ必至ですが・・・。

しかし、今回のGREE、DeNAの決算を見て多くの方が思ったように、
意外とブラウザマーケットの下降度合いは緩やかだったりします。
もちろんいきなりのフォークも考えられますが、もう少しは持つはず。
その間にきちんとネイティブでヒットタイトルが作れるといいですね。

サイバーエージェントに関してはSAP事業売上のみを計上しました。
本来であればAmeba事業の方も計上すべきなのですが、
どうもどの数字を足しあわせていいかわからなかったので今回はこんな感じに。
上記3社に比べればまだまだな感じがしますが、上記3社が大きすぎるだけで・・・。
下の2つに他SAPのグラフがありますが、それと比べるとかなりのボリュームであることがわかります。
決算でネイティブで一定の位置を確保していることをアピールしていましたので、
引き続きこのシェアを拡大することが出来ればさらなる伸びが期待できると思います。 

■2つ目のグラフがクルーズ、KLab、コロプラ、ドリコムの4社。 

好調組はクルーズ、コロプラの2社ですかね。
このグラフを見てもわかるようにほぼ右肩上がりの成長を続けています。 
ただ、この2社でおもしろいのがクルーズがブラウザ、コロプラがネイティブに特化しているという点です。

単純に考えればこの先の展望はコロプラの方が明るいのかもしれませんが、
クルーズも引き続きブラウザで伸びており、ブラウザを収益源に最速でネイティブをヒットさせれるかが鍵。
もちろんネイティブに全て寄せる必要はないですので、どう動くのかも興味深いところです。
ブラウザとネイティブの両立でバランス良く来るのか、それともどこかでネイティブに全て振り切るのか。

コロプラが今後どこまで伸び続けるのかもかなり注目度が高いですが、
ブラウザSAP出身であるクルーズがどこまでうまく立ち回れるかも要注目です。

一方で少し調子を落とし組なのがKLab、ドリコムの2社。
KLabはラブライブ!に続くヒットタイトルを創れるかが大きな鍵でもありますが、
黒字化している海外の売上をどこまで伸ばせるかも大事だったり。
GREE、DeNAでさえ海外の黒字化に苦労しているのに対して、
KLabは既に黒字化とのことですのでここで一気に数字を伸ばすことが出来れば・・・。

ドリコムに関しては大きくネイティブに寄せていますので、
未だにリリースされなくて心配なファンタジスタドールを始めとしたネイティブがどこまで花開くか。
特に決算でもあったようにブラウザから相当な人員を寄せていますし、
ブラウザの売上落ち込みが激しいですのでここでの成功がないと・・・。

とはいえこの売上高には計上していないですが、ドリコムの本命はソーシャルラーニングだったりとの噂も。
こちらの事業は順調に数字が伸びてきているようですので、
第二の大きな収益源、ひょっとしたらNEXTソーシャルゲームになる可能性も・・・。
(かなり厳しい、時間が掛かりそうなのは事実ですが・・・w)

■3つ目のグラフがアクセルマーク、enish、モブキャスト、オルトプラスの4社。 

この4社については少し言及するのが苦しかったりするのですが、
印象としては各社とも最近大ヒットタイトルが生まれてないなと・・・。

もちろんenishのぼくレスやモブキャストのモバサカの様にヒットタイトルはあるのですが、
会社にドライブを掛けれるような大ヒットタイトルが生まれていないなと。

確かに1本の大ヒットタイトルに頼り切るのはかなりリスクが高くはありますが、
クルーズのラグナやアヴァロンの様に大きなブレイクスルーになる可能性もありますので、
この4社ともいかに早くその大ヒットタイトルが出せるかが鍵かなと思っています。

ネイティブで出れば万々歳ではありますが、僕としてはブラウザでもいいのかなと。
やっぱり大ヒットタイトルを運営するということは単純な売上高というファイナンス上の観点からではなく、
ノウハウという観点から見てもとっても大きな資産になります。
そう考えるとネイティブ、ブラウザとか関係なしにまずは大ヒットタイトルというのが本音な気がします。 

以上、ざっくりとしたまとめになります。

今回のグラフは売上高のみですので、会社の業績を正確には反映しておりません。
ですのでどこかのタイミングできちんと損益を含めた数字を使って振り返れればと思います。

てかガンホーのモバイル売上高はGREE、DeNAの数字を抜くのかな。それよりも先に・・・。 

なお、今回のまとめは@massinaさんが下記の様な資料を出していたのをきっかに作成したものです。
ありがとうございました!こちらにてお礼を申し上げさせていただきます。


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