riri-su








少し前にネット上で話題になっておりましたが、
ドリコムの方のtokorotenさんのスライド。

DAUを評価指標から捨てた会社の話

DAUって物凄く一般的なKPIだけど変動要素が大きくて当てにならないよねというお話。
ざっくりとDAUという指標で見るのではなくてもう少しきちんと解析してみようということ。

偉い人がDAUを見て一喜一憂するとかそんな会社大丈夫かいなと思いつつ、
ここに書いてあることは物凄く同意する箇所が多いです。

そもそもでDAUって変動要素が多すぎるし判断つきづらいんですよね。
もちろん継続率を上げるような施策はあるものの、
「これをやったからDAUに効く」とか「これが継続率対策に鉄板」というものは少ないんですよね。
このスライドにもある通り「どこ経由で入ってくるユーザーか」ということの影響の方が大きいです。

とはいえ個人的には流入経路とかを調査して解析するのはしんどいと思っています。
もちろん売れているゲームで掛けれる人員が多いのであれば、
今後の展開も含めてそのような解析も有用かとは思いますがコスパは悪いかなと。

なので僕は基本的にはDAUは無視しています。
もちろん1日で10%とか減るようなことがあれば原因究明をしますが、
余程のことがなければ毎日誤差の範囲の増減しかないですので。
そこに労力を掛けるよりもっと別のことに労力を掛けた方がいいですからね。

ではそんな僕が最も注視しているKPIが何かと言いますと・・・
それはズバリ、PU(Paid User)です。

簡単に言えば毎日の課金者数の推移に最も重きを置いていますということです。

なぜかというとこのPUは僕からすれば、
「どれだけの人がこのゲームにお金を払う価値を感じているか」という指標になっているからです。

この価値を感じてお金を払ってくれる人が減れば減るほどゲームの寿命が縮まります。
逆にいえばこの数字が安定していればいるほど寿命が長くて良いゲームになる可能性が高いです。

「いやいやそういう数字も大事だけどARPPUとかは見てないの?」と言われそうですが、
結論から言うと僕はそういう数字は一切見ていないです。 

なぜかと言われればARPPUとか課金率はある程度予測ができるからです。
おそらくそこそこ経験のあるプランナーの方であればどのような施策を入れ込めば、
これぐらいのARPUUになるかという予測はつくのではと思います。

だって3000円のお得な10連ガチャとか入れれば大体はその辺りに落ち着くじゃないですか。
お得な低価格のアイテムを販売した場合のARPUUと課金率もそうですね。
 
それらよりかは「前回に同じ施策を打ったときとのPUの差はどうか」ということに注目すべきです。
仮にこの数字が減っていれば「このゲームに価値を感じている人が減っている」ということになります。

僕の経験からするとこういう場合が「最もやばい」です。

どうやってこのゲームに価値を感じてもらうか早急に対処する必要があります。
なぜPUが減っているのか、ユーザーのどこが離脱ポイントなのか、
どのタイミングでこのゲームに価値を感じていないのかなどなど。

それらを全て考えて解析してアクションに落としこむ必要があります。
ここをスピーディーに対処できればゲームの寿命がまだまだ伸びる可能性が高いです。 

もちろん全てのKPIが大事ですが個人的にはこのPUをきちんと追うのが最も大事かと思います。

と、なぜこんなことを書いたのかといいますと、
なんだか色々な数字に振り回されている方々が多いなと最近感じたからです。

そんなことよりきちんと自分にとって大事な数字を見極めて、
その数字を追い続けることの方が大事なんじゃないかと思います。

ゲームによって重要となってくるケースがそれぞれ違いますからね。

あと最近若手の方と話してて思ったのですがやたら課金率を気にされています(笑)
課金率が上がったとかARPUが上がったとか。

そりゃゲームのリリースから日数が経過してDAUやMAUが減ってくれば、
大抵の場合は自然と課金率とARPUは上昇するわけで。
DAUやMAUが減っているのに課金率とARPUが下がっていればそれはもう末期です。

そういう数字のマジックに惑わされないためにも実数ベースのPU観察はオススメです。 
ぜひみなさんも自分が担当されているタイトルのPU推移を見てはいかがでしょうか? 
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